いや。

負けながらじゃなくて
負けた。(昨夜の賭け)
 
 
 
 
負けも何も、髪を切りにいかなかっただけ。
起きたら夕方の5時半。
行こうと思えば行けた。
要は、行かなかっただけ。
だいたい本気で行く気があるなら
もう少しはやく寝ていた。
寝たのが何時だったのか分からない。
最近、自分が何時に何をしていたか
まったく思い出せない。
してることと言えば、電話かゲームが食事か寝てるだけだが。

健忘・・・マイスリーやレンドルミン、あと
特にベゲタミン(B)を飲んでいた頃はひどかった。
今は眠剤は飲んでない。
パキシルとかにも、健忘の副作用があるんだろうか。
そのへんの知識はさっぱり。
ていうか
パキシルはかれこれ1年以上飲んでるのに
今頃急に健忘、なんてあるわけないか。
 
 
摂食になって、4年目に引き篭もった。
そしてパソコンを買ってもらい
ネットという世界と出会う。
それまではまるで無縁の世界で、私はかなりのアナログ人間だった。
別に今もパソを使いこなせているわけでは
まーーったくないが。

そして、摂食のサイトを巡った。
たくさんあるサイトの1つに、入り浸るようになった。
「住んでんのか!」ってほど、毎日そこのチャットで
同じ病を抱える何十人という人とお話しした。
薬の話題では盛り上がった。
自分の処方してもらっている薬の名前が出てくると
イミフに嬉しかったりしたな。

ベゲタミンという薬は人気者だった。
「羨ましい!」「欲しい!」
なんだか、得意げな気分になったりした(アホ
ベゲBの方だと伝えると、みんな少しガッカリした様子で
「Aはもっとすごいんだよ。色もピンクで強烈だよ。」
とかなんとか。
「やっぱリタリンが欲しいよねぇ」
みんな口をそろえて言ってた。
何のこっちゃ分からんかったけど、何やら
薬界にもいろいろあるんだなぁと思ったっけ。

ODって言葉も、最初は何のこっちゃ分からんかった。
摂食サイトではもう、当然知ってるものみたいな扱いで
意味の説明のないところも多かった。
そういうところで知識を得て
実際自分で試して、それ以降、何度もそれに依存してしまう・・・
とか、けっこうあるんじゃないかなぁとも思った。

リスカ、やや親しい先輩の腕の跡を見たことがあった。
あれはもう3年前か。
当時は、リスカがどんなものかも
というか「リスカ」って言葉自体、知らなかったのかもしれない。
「手首を切って自殺」とか、ドラマではよくあったけど
実際こんな風に切るのか、へぇ・・・なんて思った。
なんでそんなことするのかは全然分からなかった。
全然分からなくて、とにかくただ怖かった。
「頭おかしいんだな」と思った。

ネットではリスカって言葉が飛び交っていて
次第に、「何か救われるのかも」と思うようになった。
ある意味、当時は救われたと言えるかもしれない。
傷跡は消えるに越したことないが
一方で、消えて欲しくない気持ちも。すごい矛盾。

「苦しい想いをした証で、『勲章』なんだから
 隠したりしなくていい。むしろ見せていこう。」
職場の上司に言われたときは、涙が出るような
でも何だか不思議な心地がした。
私のリスカなんて
本当に苦しんでいる人のリスカに比べたら
子供の火遊びみたいなもんで
たいしたもんでもない、なんてことも思った。

なんか、いろいろ思う。
どっちやねん!ってことばかり、いろいろ思う。

リスカを見る人によって、受け取り方もバラバラ。
私なんて「頭おかしいんだ」とか、今考えたら
かなり偏見の塊な印象だった。
心から心配して「もうやめて」って言う人もいれば、
ただやみくもに「やめろ!」って怒って
どうしてそんな行為にいたったかという1番大事なところに
目もくれない人もいれば、
「つらかったんだね」って優しく抱きしめてくれる人もいれば、
何のことやらさっぱり分からずにただ恐怖を感じた私もいれば、
「ファッション感覚でしょ」なんて軽く言い放つ人もいれば、
ほんと様々。
リスカする方だってきっと様々。

てか、なんでそんな話になったのかまるで謎だ。

そうそう、今日は髪を切りませんでした。
賭けは負け。
ていうかもうダメだ。
何がどう悪いとか、いっさい思い当たることがない。
正直、
将来の夢がほんとの意味で夢に、むしろ消えてるに近い。

この日記の説明(↑)、前提からして覆ってる。
何が将来の夢が叶う日までのカ ウ ン ト ダ ウ ン。だ
なんで1文字ずつスペースあけてんだ。
最後の「。」とか、明らかにいらんだろ。

引き篭もってから、徐々にやりたいことを見つけていった。
方向性は初期の段階で決まっていた。
「人と話す、聴くことを土台に、人を癒す仕事」
応援してくれる人もたくさんいた。
当時の彼らに、今の私は顔向けできない。

「私は私の生き方をする!」

とか言ってみても虚しい。
明確な生き方なんて呼べるものが、まるで無いのだから。
今はただひたすら毎日
1日が過ぎるのを待つだけ。
何にも向かっていない。
今はただひたすら、誕生日を迎えるのを
そして過ぎるのを待ってる。

こんなんじゃいけない

今まで何度、口にしたり文字にしたりしてきただろう。
馬鹿の1つ覚えだ。
そして何度それを自分に突きつけても
まるで動こうとしない。
したくない。したくない。したくない。
優しい提案はあっても
誰も強要はしない。
されたって、耳を塞ぐだけだろう。
逃げ。
逃げようにも、責めるのは自分だけ。
そして口だけ。

そういう時期なんだと信じたい。
これは私のせいではなく、時期なのだ。
仕方ないのだ。
また時がくれば、動き出すのだ。
今はこれでいいのだ。
と、自分を甘やかす。
向き合いたくない、向き合えない。
したくないこと=できないこと
すぐにできないと決める。
いつか見放されるのかもしれない。
家族にも、彼にも。
しかし、書いてみるだけ。
まさかそれは無いってどこかで完全に安心してる。

勝ちも負けもない。
試合放棄。
試合の舞台さえ無い。見えない。見てない。
見ようとしてない。
ただ、そんな自分を責めてなければいけない気だけしてる。
焦ってなきゃいけない気だけしてる。

私はもうとっくに、病気じゃないのかもしれない。

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