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2005年8月18日 連載
その後
私がいきなり1人暮らしを始めたり
そのせいで
ネット環境が無くなったり
連絡をとる手段が
格段に減る時期もあった。
しかし私は
彼女とのつながりが
自然に途絶えるようなことなど
一切危惧することはなかった。ありえないって分かってたから。
そんなことにはさせない自信があった。

ただ私(達)の中で、大きく立ちはだかる問題があったのも事実。
「ネ友」の枠を超えられていない現実。
無論、2人の間ではそんな枠、とうの昔に取っ払っていたのだが。
あれは私が鳥取で塾講師をしていた去年の冬
最も理解を得たかった当時の上司(元恩師)から
私たちの関係を否定された。

「周囲の目(+世間)なんて関係ない。理解されなくて当然。
 私たちのことを、私たち以上に分かる人間はいないのだから。」

ネット犯罪が急増していて・・・とか、さすがに
すでにそういう問題ではなかった。
(そういう問題でもあったかもしれない)
「会ったことがない」というたった1つの事実
しかし変えようのない現実。
悔しくて、恩師の前で大泣きしたこともある。
彼氏の前で泣いたこともあった。(それはもう少し後の話だが)

今思えば、当時別に絶対に理解してもらう必要も特になく
(結婚を反対されてる恋人同士でもあるま(ry
あんなに苦しまなくてもよかったんじゃん?ってな話なんだが
私がここで言いたいのは
とにかく悔しかったってこと。
他の人たちがネットでどんな交流をしてるのか知らない。
しかし「ネット」→「関係が浅い」という固定概念のせいで
彼女との関係を深く重く大事に想う私の想いを
ただの「思い込み」のように受け取られることに
そして何より、目に見える「証明」のしようが無いことに
激しい憤りを感じた。
っていうのが、すごく懐かしいなぁと今思い返してみる。

それはやはり、私達2人が「摂食障害」であるが故の…。

同じ病を抱えていたからこそ、私たちは出会い
心と心の対話を深めていった。
私たちをつなげているのは、病んでしまった心
その「心」そのものだったのだ。
ネットだろうがリアだろうが
もう、そんなことはどうでもよかった。

「摂食障害という複雑な心の病を持ってしまった私」にとって
私たちの、特にあの最初の「半年間」
彼女との出会い、言うならば
『彼女の存在自体』
全てが
人生の中のかけがえのない宝物なのだ。
この想いは、誰にも否定させない。否定できない。

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